書を捨てよ町へ出よう

夜の新町通りで奇妙なものを見かけた。それは、昔懐かしい寺山修司の姿。

画像



寺山修司が酒を飲み過ぎて身体を壊し、既に他界してから久しい。彼が存命の頃、「天井桟敷」での演劇や「書を捨てよ町へ出よう」のプロパガンダに影響された時代もあった。いまとなっては懐かしい青春時代のひとコマであるが、世の中に対峙する自身の美学にかなり大きな影響を受けたと思う。



寺山修司の出身が青森であること、そして同じ高校の先輩であることを知ったのは、彼が亡くなってからのことであるが、それらのことについては特に気に留める程のことでもなかった。しかし、今日、夜の新町通りでこの実物大の写真看板を見かけたとき、私と同じように寺山の影響を受けた人がいたのだなあと、思わず嬉しくなってしまった。



この実物大写真看板にある寺山修司劇場美術館とはどのようなものなのかは知る由もないが、きっと期待を裏切らない劇的空間となっているのであろう。



それにしても、背景のお店は一体何屋さんなのか? ガンダーラ風仏教とクレオパトラとの同居、それでいて、手前立て看板のメニューは喫茶店風、そして置き自転車、いかにも寺山修司らしい混沌の世界である。もしかして、これが劇場美術館?





寺山修司劇場美術館
楽天ブックス
著者:寺山偏陸出版社:パルコ出版サイズ:単行本ページ数:215p発行年月:2008年05月この著者の


楽天市場 by ウェブリブログ

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 吉幾三の胡蝶蘭

    Excerpt: 寺山修司の劇場美術館 を後にして、地元の赤提灯へ入ってみた。地場ものの新鮮な魚を期待していたのだが、生憎と入った店が間違いだったのか、観光客向けの感心しない肴しか出てこなかった。 Weblog: さよならの八甲田 racked: 2008-06-13 23:11
  • 黄砂の道  なまはげ太鼓のきらめき

    Excerpt: 前回からの続き: 今夜の宿はネットで探した一番安い宿である。男鹿温泉郷は初めていくところなので全く事情が分からないし、さりとて思いついて急に出た旅なので事前に十分調べる時間もなかった。 Weblog: さよならの八甲田 racked: 2008-09-22 21:41
  • 早くおいでと呼ぶ薩摩焼酎一刻者と鶏唐揚げ

    Excerpt: 10月27日(月)、今日は所用のため午前中から終日出かけていた。 Weblog: さよならの八甲田 racked: 2008-10-28 20:02
  • 嵐の翌日

    Excerpt: 季節はずれの 冬の寒気が嵐のように訪れた 翌日、朝からスッキリと晴れた秋空が拡がった。 Weblog: さよならの八甲田 racked: 2008-11-21 21:23